ナイトメア ビフォア クリスマス
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あらすじ
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ハロウィン・タウン』の住人たちは怖いことや、人を驚かせることが大好き。
その日は丁度『ハロウィン』当日、住人たちは大盛り上がり。 だが、『ハロウィン・タウン』のパンプキン・キング、ジャック・スケリントンは、毎年毎年同じことの繰り返しでしかない『ハロウィン』に虚しさを感じていた。 そんな時、ジャックは森の奥で不思議な扉の付いた木を見つける。その一つを開いてみると、恐怖と悪夢に満ちた『ハロウィン・タウン』とは全く違う、陽気で明るい『クリスマス・タウン』の別世界が広がっていた。 はじめて見る美しい雪景色の中、色あざやかな電飾で飾られた街全体が祝う『クリスマス』に心を奪われたジャックは、自分たちの力で『クリスマス』を作り出そうと計画を立てる。 そんな中、ジャックに密かに想いを寄せるサリーは、なにか悪いことが起きるのではないかという予感にとらわれていた。 サリーの心配を他所に、『クリスマス』の準備は着々と進んでいく。だが、ジャックも住人たちも本当の『クリスマス』というものが理解出来ずに、事態はどんどんおかしな方向へと転がって行く…。 |
特徴
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ハリーハウゼンの流れを汲む従来の伝統的ストップモーション・アニメーション技法に加え、最新のデジタル映像技法を取り入れ制作された本作は興行的にも成功を収めた。ファンタジー色とホラーティックな世界観がよくマッチングした異色の作風は、ティム・バートンらしい個性のあるキャラクターとともに、この映画の大きな魅力となっており、現在も根強いファンを獲得している。ジャック、サリーを始めとしたキャラクターの生き生きした動きは、ヘンリー・セリック監督の次作「ジャイアント・ピーチ」や2005年公開「ティム・バートンのコープスブライド」へと繋がる職人技に裏打ちされたアニメーション映画の真骨頂と言える見所であり、さながら人形とは思えないリアルな存在感が観客をナイトメアー(悪夢)の不思議な世界へと引き入れる。 千葉県浦安市にある東京ディズニーランドのアトラクションの一つである「ホーンテッドマンション」では、ハロウィンから年明けまで期間限定でこの映画を元にした『ホーンテッドマンション ホリデーナイトメア』という別バージョンになり、ジャックなどの出演キャラクターが登場する。 |
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