Star Wars





シリーズ構成
本シリーズは、6部構成からなるサーガの形式をとっている。製作順第一作にあたるエピソード4が成功したのち、9部作として発表されたが、現在の公式見解では6部作ということになっている。エピソード7以降はルーカス公認ではないが、数々のスピンオフ作品が小説として発表されている。

1. スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス
2. スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃
3. スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐
4. スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望
5. スター・ウォーズ エピソード5/帝国の逆襲
6. スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還

映画スター・ウォーズシリーズ
* 1977年製作:『スター・ウォーズ』(エピソード4)
* 1980年製作:『スター・ウォーズ 帝国の逆襲』(エピソード5)
* 1983年製作:『スター・ウォーズ ジェダイの復讐』(エピソード6)
* 1997年製作:『スター・ウォーズ 特別編』(エピソード4)
* 1997年製作:『スター・ウォーズ 帝国の逆襲 特別編』(エピソード5)
* 1997年製作:『スター・ウォーズ ジェダイの帰還 特別編』
(2004年のDVD化に当たり『スター・ウォーズ ジェダイの帰還』に邦題を改題。
エピソード3のサブタイトルが『シスの復讐』となったことから、重複を避けるため原題どおりの邦題に改めた。)(エピソード6)
* 1999年製作:『スター・ウォーズ エピソード1 ファントム・メナス』
* 2002年製作:『スター・ウォーズ エピソード2 クローンの攻撃』
* 2005年製作:『スター・ウォーズ エピソード3 シスの復讐』

1977年から1983年にかけてエピソード4・5・6が発表された。その後ルーカスは当時のSFX技術が自分の空想を表現できないとして制作を中断。

しかし1993年のスティーヴン・スピルバーグの映画『ジュラシック・パーク』におけるCGの技術革新を見て、まず、エピソード4・5・6をCG技術を用いて化粧直しとシーンの追加を行い、1997年に特別編として再発表する。その時に培われた技術を応用、発展させてエピソード1・2・3の製作を開始した。

また、『スローン3部作』(ティモシー・ザーン著)をはじめとする小説・コミック・アニメ・ゲーム等、「スピンオフ」「拡張宇宙」とも呼ばれる物語が多く創られていて、現在も進行中である。

エピソード4・5・6は「旧三部作」、エピソード1・2・3は「新三部作」と呼ばれる。2005年7月(米では5月)に公開された『エピソード3/シスの復讐』で、映画としての本シリーズは完結となった。



反響
映画作品として、登場するキャラクター、メカなどの関連グッズを製造、発売した初めての映画である。さらに本シリーズに登場する機械は生活感のある汚れがあり、黒澤明は「この映画は汚れがいいね」と評価した。このように徹底してリアリティーを追求しており、その手法はCGが多く使われた新三部作でも見ることができる。

1977年に公開された初回作『エピソードIV』は、当時1978年公開の『未知との遭遇』や、日本では『宇宙戦艦ヤマト』等とともに、世界的なSFブームを巻き起こし、これまでB級映画としてしか認識されていなかったSF作品への評価を完全に変えた。さらにシリーズ全体で得られた興行収入はいまだ破られていない。また、今日に至るまで多くの映画、SF作品に影響を与え続けており、現在でも本シリーズに登場する宇宙船や武器、さらにセリフを模倣したものが多く見られ、さらに作中で流れた音楽は今日でも様々なTV番組で時々流れているのを耳にすることができる。

「エピソードIV」公開当初は、評論家から「スター・ウォーズは子供騙しの映画」と酷評される事が多かったが、近年は「親子の絆を描いた叙事詩」と高い評価を受けるようになった。しかし、エピソードI・II(新三部作)に対して各メディアの反応はあまりよくなく、それらに対しては酷評するファンもいるほどである。しかしエピソードIIIが公開されると、逆にエピソードI・IIのまとまり具合が評価されるようになり、新三部作全体の評価も見直されつつある。

他には主なスピンオフ(映画を中心に考えた場合の、その他の物語)としてエピソードIIとIIIの間を描いたカートゥーン ネットワーク共同制作のアニメ『スター・ウォーズ クローン大戦』があるが、こちらはなかなかの出来で絵に拒絶反応をしめす人も大量の動画枚数からくる絵の滑らかさと場面の切り替わりの早さに悪い評価はなく、逆にルーカス自身の最近の作品より楽しめると言う人もいるようである。この作品のみは数あるスピンオフの中で違和感なく話がつながっており、ルーカスも正史に入るとし、さらにこのアニメを連続ドラマ化した作品を作ることを公言している。

ウィキペディア(Wikipedia)スターウォーズより引用

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